絵画制作

力をひきだす

学びの道の絵画制作クラスでは、他の講座同様、技術を教えるだけでなく、子どもが本来持っている力を引き出すことに重点を置きます。
経験があり、思いがあり、世界の再構成があり、そこにそれを表現できる程度の技術が伴うと良い作品ができるのであって、技術があっても思いのない作品はつまらないものです。
子どもならではの、自由な発想を豊かに発展させ、表現させることは、私どもの得意とするところです。

自己表現の喜び

子どもの内発的な描きたい気持ちや、自己表現の喜びを大切にすると、子どもたちの絵や作品はとても生きいきとしたものになります。
逆にこう描かなければいけないと教えられた子どもは、描く気を失い、自己表現しようとしなくなってパターン化した絵しか描かなくなります。自由な発想もブロックされ、相手にどう思われるかを気にしてアイデアを出せなくなってしまったりします。
しかし、一旦そういう状態になった子も、、自分の世界を自由に表現することを肯定され、表現の喜びを知ることで、絵画や自由制作はもちろん指示制作も生き生きと自発的に取り組むことができるようになります

大切な自己肯定感

どの子も、ちょっとした表現技術を得て、自分なりに工夫し、自分で満足できるものを表現することができると、自分の世界観に自信を持つことができるようになります。そうすると、不思議なくらい学習や生活面でも自信を持つようになります。その自己肯定感は、他者との交流に積極的に飛び込んでいける力となり、生きる力を生み出します。その力は、子どもの未来を生き生きと輝くものに変えていくはずです。