MANABI模試について

■激変している学校教育

2020年からはじまった新学習指導要領により、「学力」は再定義され、「学力3要素」が設定されました。今までの学力は①の知識・技能が中心でしたが、②の課題解決能力

③の主体的に異なる人々と協働する力までが「学力」と定義され、大学入試でもその力が問われるようになりました。

■MANABI模試とは

そうした学校教育界のドラスティックな変化に対して、小学校受験業界の対応は遅く、未だ「できる」「できない」の①の学力のみで勝負しようとしています。それは、各塾が持っているリソースが①の学力を伸ばすペーパー対策などに偏っているからで、新しい学力に対応しきれていないところに原因があります。

そこで学びの道教育研究所は行動観察技術を使い、学力①のみでなく、②番目、③番目の学力を測定する「MANABI模試」を開発し、2020年より運用しております。

■MANABI模試の年間の流れ

MANABI模試は年間6回、タームごとに2回行われます。

第1タームは「個人の力」を伸ばすフェーズなので、第1回はその受講前レベルの確認、第2回は受講後の成長度の確認。

第2ターム「相互関係の力」を伸ばすフェーズなので、第3回は受講前レベルの確認、第4回は受講後の成長度の確認。

第3タームは「全体性を把握する力」第5回は受講前レベルの確認、

第6回は全ターム受講後の成長度の確認という意味があります。

■評価方法

従来の模試の評価方法は、ペーパーテスト・巧緻性・運動など「できる」ことを加点して集計する方法で行っています。しかしそれでは、学力3要素の①の学力である知識・技能しか測定できません。MANABI模試では学力3要素をそれぞれ「属性1」を知識・技能(学力①)「属性2」を問題解決能力(学力2)「属性3」を主体性(学力3)と定義しました。

さらに小学校受験で合格連動性の高い、主体性の拡張ともいえる、他のメンバーの課題も自分事として捉える力・チーム意識を「属性4」、チーム全体を結果へと導く力を「属性5」と定義しました。

評価手法は複雑で、各課題に設けられたポイントで行動を評価します。

■MANABI模試受講で分かること

MANABI模試の結果は、ダッシュボードで集計された結果を閲覧できるようになります。

成長度や志望校への合格可能性、点数化した願書の評価なども閲覧できます。

■MANABI模試受講の流れ

●事前準備

ダッシュボード閲覧登録

願書・志望校の提出

 願書も評価されます。事前にWeb上のフォームから投稿していただきます。

 ※2回目以降更新なしも有り

振り替え登録

 当日は実際に教室に来ていただくことを推奨しています。普段はZoom授業への振り替えとなっているところ、別曜日・別教室への振り替えをお受けしておりますので教室までご相談ください。

●模試週間

 模試は1週間かけて行われ、教室での受講が推奨されています。

●フィードバック

総合解説の視聴
毎回の模試の講評を動画でお送りします。ダッシュボードのリンク集から閲覧できるようになります。

フォローアップ講座
毎回の模試結果公開後、該当者にはフォローアップ講座のご案内をさせていただきます。お子様が受講するもので、保護者の皆様には改善方法など共有させていただきます。

動画教材
授業で学ぶ主要なスキルは動画教材となっており、ご家庭で学べるようになっています。課題に沿った内容の動画教材をご利用いただき、弱点克服を進めることができます。

ダッシュボード
模試の結果はダッシュボードによって閲覧できるようになります。回数を重ねるごとに成長が確認できます。志望校の合否可能性も確認できます。